non-clinical trials

一般毒性試験

医薬品、化学物質、食品、農薬などの多岐にわたる物質の一般毒性試験を受託いたします。一般毒性試験は、被験物質の生体に対する急性的あるいは慢性的な有害影響を明らかにするための試験で、一般的には、急性毒性は単回投与、亜急性および慢性毒性は反復投与によって調べていきます。動物種としては、ラット、マウス、サル、イヌ、ウサギ、モルモットなど、投与経路としては、経口(強制、混餌)、静脈、皮内、皮下、腹腔など、多様な選択肢を用意しております。従って、各種GLPやガイドラインに従った試験はもとより、探索スクリーニングや基礎研究など、皆様のご希望や研究・開発状況に応じて、柔軟な試験設計が可能です。

特長

医薬品、農薬、化学物質、食品等の一般毒性について、小動物を用いた系で評価いたします。反復投与試験は、免疫毒性試験、生殖発生毒性試験、遺伝毒性試験などと兼ねたり、長期がん原性試験と併合試験として実施することが可能な場合があります。ご相談下さい。

一般毒性試験の種類

単回投与毒性試験

  • 医薬・医薬部外品
  • その他

動物に数用量段階の被験物質を単回(1回)投与した後、症状を7~14日間程度観察することで、急性毒性症状の発現と用量との関係性を調べます。投与経路は経口の他、経皮、皮下、皮内、静脈内、肺(気道)、腹腔内など多様な投与経路で可能です。

反復投与毒性試験 / 慢性毒性試験

  • 医薬・医薬部外品
  • 農薬
  • 化学物質
  • 食品添加物
  • 動物用医薬品
  • その他

数段階の用量の被験物質を、2週間、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、9ヶ月、12ヶ月などの期間にわたり、毎日動物に投与することで、被験物質を繰り返し摂取したとき / 暴露されたときに生じる毒性変化を調べます。

基本仕様

試験系 ラット、マウスまたはイヌ
検査・実験(単回投与毒性試験)
  • 投与(単回)、症状観察、体重測定、剖検
  • オプション:摂餌量測定、薬物血中/組織濃度測定、被験物質/投与液分析、生体試料分析、組織学的検査
検査・実験
(反復投与毒性試験、慢性毒性試験)
  • 投与(連日7回/週)、症状観察、体重測定、摂餌量測定、眼科学的検査、生体試料分析(血液学的検査、血液生化学的検査、尿検査)、器官重量測定、剖検、組織学的検査
  • オプション:回復性試験、行動学的検査、被験物質/投与液分析、薬物血中/組織濃度測定、生体試料分析(その他)など

基本納品物

基本 報告書タイプ
GLP試験 概要・方法・結果・考察を詳述した「詳細タイプ」を提出いたします。
非GLP試験 結果の概要のみを記述した「簡易タイプ」または概要・方法・結果・考察を詳述した「詳細タイプ」のいずれかをご選択いただけます。

納期

単回投与毒性試験

GLP試験 試験開始後2~3ヶ月
非GLP試験 試験開始後1~2ヶ月

反復投与毒性試験、慢性毒性試験

GLP試験
  • 投与試験2週間:試験開始後2.5~3.5ヶ月
  • 投与期間1ヶ月:試験開始後4.5~5.5ヶ月
  • 投与期間3ヶ月:試験開始後6.5~7.5ヶ月
  • 投与期間6ヶ月:試験開始後9.5~10.5ヶ月
  • 投与期間9ヶ月:試験開始後12.5~13.5ヶ月
  • 投与期間12ヶ月:試験開始後16~17ヶ月
非GLP試験
  • 投与試験2週間:試験開始後2~3ヶ月
  • 投与期間1ヶ月:試験開始後4~5ヶ月
  • 投与期間3ヶ月:試験開始後6~7ヶ月
  • 投与期間6ヶ月:試験開始後9~10ヶ月
  • 投与期間9ヶ月:試験開始後12~13ヶ月
  • 投与期間12ヶ月:試験開始後15.5~16.5ヶ月

上記はあくまで目安です。試験設計、報告書タイプ、受託時期などにより納期は変動します。お急ぎの場合はご相談下さい。

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