Non-clinical trials

がん原性試験

要望に応じた投与経路で実施可能です。検査結果に対するピアレビューについても、病理学的検査専門機関と提携するなど、現在の評価に安住することなく常に品質向上のための努力をおこなっています。

特長

  • 01

    動物での催腫瘍性を検索することにより、ヒトでの発がん性リスクを予知するために行われます。

  • 02

    1群50匹以上の動物数を使用し、動物のほぼ生涯の大半に及ぶ長期間の投与期間を設ける長期がん原性試験と、遺伝子改変動物を用いて短期間(6ヶ月間)の投与期間を設ける短期がん原性試験が選択できます。

がん原性試験の種類

マウスあるいはラットを用いる中期発がん性試験

マウスおよびラットを用いて様々な臓器をターゲットに催腫瘍性を比較的短期に検索します。

遺伝子改変動物を用いる短期がん原性試験

  • 医薬・医薬部外品
  • 農薬
  • 化学物質
  • 食品添加物
  • 動物用医薬品
  • その他

遺伝子改変動物(rasH2マウス、p53+/-マウスなど)を用いて、被験物質の催腫瘍性を比較的短期(投与期間:約26週)に検索します。

げっ歯類を用いるがん原性試験 / 慢性・発がん性併合試験

  • 医薬・医薬部外品
  • 農薬
  • 化学物質
  • 食品添加物
  • 動物用医薬品
  • その他

ヒトでの発がん性リスクを予知するために、動物のほぼ一生(通常、ラットで24~30ヶ月、マウスで18~24ヵ月)にわたる期間の被験物質投与をとおして催腫瘍性を検索します。また、1年間反復経口投与毒性/発がん性併合試験なども実施可能です。

基本仕様

試験系 ラット、マウス
検査・実験
  • 投与(連日7回/週)、症状観察、体重測定、摂餌量測定、腫瘍観察(触診)、生体試料分析(血液学的検査)、剖検、組織学的検査
  • オプション:予備試験、薬物血中/組織濃度測定、生体試料分析(骨髄検査、血液生化学的検査、尿検査、その他)、被験物質/投与液分析など
HP用標準プロトコール HP用標準プロトコール.pdf

基本納品物

基本 報告書タイプ
GLP試験 概要・方法・結果・考察を詳述した「詳細タイプ」を提出いたします。
非GLP試験 結果の概要のみを記述した「簡易タイプ」または概要・方法・結果・考察を詳述した「詳細タイプ」のいずれかをご選択いただけます。

納期

げっ歯類を用いるがん原性試験、慢性・発がん性併合試験

GLP試験 試験開始後3年
非GLP試験 試験開始後2年11ヶ月

上記はあくまで目安です。試験設計、報告書タイプ、受託時期などにより納期は変動します。お急ぎの場合はご相談下さい。

遺伝子改変動物を用いる中・短期がん原性試験

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遺伝子改変動物を用いる中・短期がん原性試験の納期の目安につきましては、お問い合わせごとにお伝えしております。

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