Non-clinical trials

病理検査・標本作製

病理組織学的検査や病理標本の作製を単独でも受託しております。当社では、日本毒性病理学会認定毒性病理学専門家(D.J.S.T.P.)や日本獣医病理学会認定獣医病理学専門家(D.J.C.V.P.)などの毒性病理学の専門家が在籍しております。
ご遠慮なくお問い合わせ下さい。

特長

  • 01

    サンプルに応じて、観察・診断に最適な標本を作製

  • 02

    複数臓器をまとめたスライド標本とし、鏡検者の負担を軽減

  • 03

    日本毒性病理学会認定毒性病理学専門家(D.J.S.T.P.)や日本獣医病理学会認定獣医病理学専門家(D.J.C.V.P.)などの毒性病理学の専門家が複数在籍

  • 04

    検討試験~がん原性試験まで標本作製いたします。切り出し方法、臓器の組み合わせなど、お気軽にご相談下さい。

  • 05

    微小部位や特殊な標本作製も承っております。(上皮小体、視神経乳頭部、マウス大動脈弁部、神経毒性標本など)

Kidney

Kidney イメージ01
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Liver

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Liver イメージ02

Testicular tumor

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病理組織標本作製・各種染色

ラット、マウスおよびイヌなどのサンプルから病理組織標本の作製を行ないます。当社では、臓器に合わせた最適な処理を行っており、アーティファクトの少ない標本の作製が可能です。各臓器をその組織構成からグループ化・適切な標本作製処理により、観察のしやすい標本の作製を行っております。また、グループ化からスライド枚数が減少、鏡検者の負担を軽減します。ご相談いただけましたら、ご要望に合わせた病理組織標本を作製いたします。

ラット標本、雌雄(HE染色) イメージ

ラット標本、雌雄(HE染色)

組織の組み合わせ例 イメージ

組織の組み合わせ例
(肝臓、胸腺、膵臓、リンパ球系など、薄く薄切する組織を集めて作製。)

当社の病理組織標本作製について

  • 01

    準備~切り出し

    臓器を組織構成からグループ分け(脳・脊髄、一般臓器、脱脂物、脱灰物)し、切り出した組織は分類ごとにカセットへ収納。

  • 02

    包埋

    各カセットを組織構成に応じた脱脂・脱灰処理を行い、組織構成ごとにプログラムされた自動固定包埋装置でパラフィン浸透。

  • 03

    薄切

    パラフィンブロックを組織構成に合わせた切片厚に薄切。

  • 04

    染色

    スライドの染色性を確認しながら手作業で染色。

特殊染色一覧

ヘマトキシリン・エオジン染色(H.E.染色)の他、次表のような特殊染色が可能です。

膠原線維
  • マッソン・トリクローム染色(MT染色)
  • ワンギーソン染色、ピクロシリウスレッド染色
弾性線維
  • エラスティカ・ワンギーソン染色(EVG染色)
  • エラスティカ・マッソン染色(EMT染色)
  • ビクトリア青染色
細網線維
  • 鍍銀染色(Ag染色)
  • 過ヨウ素酸メセナミン銀染色(PAM染色)
線維素 リンタングステン酸ヘマトキシリン染色(PTAH染色)
多糖類
  • 過ヨウ素酸・シッフ反応(PAS反応)
  • アルシアン青染色(ALB染色)
  • アルシアン青–PAS重染色
脂肪 ズダン染色、オイルレッドO染色
軟骨 サフラニンO染色
生体内色素
  • シュモール反応(消耗性色素:リポフスチン)
  • ホール染色(胆汁色素)
  • フォンタナ・マッソン染色(メラニン色素)
組織内無機物 コッサ反応(カルシウム)、ベルリン青染色(鉄)
中枢神経組織
  • クリューバー・バレラ染色(KB染色)
  • ルクソールファーストブルー染色(LFB染色)
  • ニッスル染色 l ボディアン染色
アミロイド
  • コンゴー赤染色
  • ダイレクトファーストスカーレット染色(DFS染色)
内分泌細胞 グリメリウス染色、アルデヒド・フクシン染色
組織内血液細胞 ギムザ染色
組織内病原体
  • チール・ネルゼン染色(Z-N染色)
  • レフレル・メチレン青染色、グラム染色
非臨床関連の ご依頼の流れ

非臨床関連のご依頼をご検討のお客様は、
是非当社のご依頼の流れをご覧ください。