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コンディショナルKOマウス作製受託

コンディショナルKOとは、条件特異的遺伝子破壊とも呼ばれる方法です。標的となる遺伝子領域をCreリコンビネース標的配列loxPで挟んだ遺伝子座を持つマウスを作製します。このマウスと、組織、時期特異的にCreリコンビネースを発現するマウスをかけ合せることで、特定の組織、時期のみで標的遺伝子の破壊することができます。近年では、薬剤により活性が誘導されるCreリコンビネース(CreERなど)を含め、様々なCre発現マウスが開発されており、コンディショナルKOは遺伝子機能を解析するのに非常に有用な方法となっています。

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特長

  • 01

    致死性の遺伝子の解析が可能に

  • 02

    時期・臓器特異的な遺伝子破壊が可能

  • 03

    提供ターゲティングベクターを利用したマウス作製も可能

  • 04

    キメラマウスから直接薬剤耐性遺伝子を除去するスキップサービスも実施

標準作業内容・価格

工程 相同組換えベクターの構築
標準作業内容
  • 標的遺伝子に関する情報をデータベースにより取得し、デザイン案を作成
  • 相同組換え領域のクローニング
  • クローニング産物と薬剤耐性遺伝子の組み合わせにより、相同組換えベクターを構築
  • スクリーニング条件設定のためのコントロール・ベクターを作製
期間 約2~3ヶ月
価格(税別) 120万円
工程 相同組換えESクローンの樹立
標準作業内容
  • ES細胞株へのエレクトロポレーション
  • 薬剤耐性ESクローンのピックアップ
  • PCRによるスクリーニング
  • PCR解析、Neoプローブによるサザンブロット解析により、相同組換えESクローンを樹立
期間 約3~4ヶ月
価格(税別) 180万円
工程 キメラマウス作製
標準作業内容
  • 最大3クローンの相同組換えESクローンを用いて、キメラマウス作製(全てのキメラマウスがES細胞寄与率80%を下回る場合、再作製)
期間 約3ヶ月
価格(税別) 70万円
工程 ヘテロマウス作製
標準作業内容
  • 自然交配による生殖系列キメラマウスの同定(ES細胞寄与率上位4匹のキメラマウスを、野生型マウスと交配)
  • 第1世代(F1)ヘテロマウスの取得
期間 約3ヶ月
価格(税別) 70万円
合計

納品にかかる微生物検査費、輸送費は別途必要です。

期間 約11~13ヶ月
価格(税別) 440万円
工程 薬剤耐性遺伝子の除去
標準作業内容 F1ヘテロマウスとCAG-Flpマウス(あるいは、CAG-Creマウス)との交配により、薬剤耐性遺伝子を除去。さらに、野生型マウスと交配させ、Flpトランスジーン(あるいは、Creトランスジーン)を除去
期間 約6ヶ月
価格(税別) 90万円
  • 納品にかかる微生物検査費、輸送費は別途必要です。
  • 上記価格・納期は当社標準の作業内容の場合となります。ご希望内容によっては価格・納期共に変動することがございます。
工程 標準作業内容 期間 価格(税別)
相同組換えベクターの構築
  • 標的遺伝子に関する情報をデータベースにより取得し、デザイン案を作成
  • 相同組換え領域のクローニング
  • クローニング産物と薬剤耐性遺伝子の組み合わせにより、相同組換えベクターを構築
  • スクリーニング条件設定のためのコントロール・ベクターを作製
約2~3ヶ月 120万円
相同組換えESクローンの
樹立
  • ES細胞株へのエレクトロポレーション
  • 薬剤耐性ESクローンのピックアップ
  • PCRによるスクリーニング
  • PCR解析、Neoプローブによるサザンブロット解析により、相同組換えESクローンを樹立
約3~4ヶ月 180万円
キメラマウス作製
  • 最大3クローンの相同組換えESクローンを用いて、キメラマウス作製(全てのキメラマウスがES細胞寄与率80%を下回る場合、再作製)
約3ヶ月 70万円
ヘテロマウス作製
  • 自然交配による生殖系列キメラマウスの同定(ES細胞寄与率上位4匹のキメラマウスを、野生型マウスと交配)
  • 第1世代(F1)ヘテロマウスの取得
約3ヶ月 70万円
合計

納品にかかる微生物検査費、輸送費は別途必要です。

約11~13ヶ月 440万円
工程 標準作業内容 期間 価格(税別)
薬剤耐性遺伝子の除去 F1ヘテロマウスとCAG-Flpマウス(あるいは、CAG-Creマウス)との交配により、薬剤耐性遺伝子を除去。さらに、野生型マウスと交配させ、Flpトランスジーン(あるいは、Creトランスジーン)を除去 約6ヶ月 90万円
  • 納品にかかる微生物検査費、輸送費は別途必要です。
  • 上記価格・納期は当社標準の作業内容の場合となります。ご希望内容によっては価格・納期共に変動することがございます。

オプション:スキップサービス(キメラマウスとCAG-Flpマウスの交配により生殖系列移行と薬剤耐性遺伝子除去を同時実施)

工程 薬剤耐性遺伝子除去スキップサービス
標準作業内容
  • ES細胞寄与率上位のキメラマウスとCAG-Flpマウスの自然交配の実施 ※1
  • PCR解析による薬剤耐性遺伝子が除去された第1世代(F1)マウスの同定
  • 薬剤耐性遺伝子が除去されたF1マウスと野生型マウスの自然交配の実施 ※1
  • PCR解析によるCAG-Flpトランスジーンが除去された第2世代(F2)マウスの同定
  • 8週齢までのF2ヘテロマウスの飼育
期間 約6ヶ月
価格(税別) 170万円
  • 1ヶ月間の交配で妊娠が確認されない場合、交配ペアを変更しさらに1ヶ月交配を実施します。
  • 納品にかかる微生物検査費、輸送費は別途必要です。
  • CAG-Creマウスでのスキップサービスも可能です。
工程 標準作業内容 期間 価格(税別)
薬剤耐性遺伝子除去
スキップサービス
  • ES細胞寄与率上位のキメラマウスとCAG-Flpマウスの自然交配の実施 ※1
  • PCR解析による薬剤耐性遺伝子が除去された第1世代(F1)マウスの同定
  • 薬剤耐性遺伝子が除去されたF1マウスと野生型マウスの自然交配の実施 ※1
  • PCR解析によるCAG-Flpトランスジーンが除去された第2世代(F2)マウスの同定
  • 8週齢までのF2ヘテロマウスの飼育
約6ヶ月 170万円
  • 1ヶ月間の交配で妊娠が確認されない場合、交配ペアを変更しさらに1ヶ月交配を実施します。
  • 納品にかかる微生物検査費、輸送費は別途必要です。
  • CAG-Creマウスでのスキップサービスも可能です。

ES細胞を用いた相同組換え法での実施例

構築した遺伝子改変用ベクターをエレクトロポレーションによりES細胞に導入します。PCRによる1次スクリーニング、詳細解析、Neoプローブによるサザンブロット解析により、相同組換えES細胞を樹立します。

ES細胞を用いた相同組換え法での実施例 イメージ

樹立した相同組換えES細胞からマウス作製

樹立した相同組換えES細胞よりマウスを作製します。計画通り遺伝子改変用ベクターが挿入されたES細胞(最大3クローン)からキメラマウスを作製します。F1マウスを作製し、相同組換えES細胞が生殖系列へ移行しているかを確認、ヘテロマウスを取得いたします。

樹立した相同組換えES細胞からマウス作製 イメージ

納品

お客様のご都合に合わせて、当社からマウスを納品します。通常はF1ヘテロ接合体マウスを納品しますが、ご希望に応じてキメラマウス(F0ファウンダーマウス)・ホモ接合体マウスの納品、凍結胚・精子での納品、マウス増産後の納品も可能です。

遺伝子改変マウス関連の ご依頼の流れ

遺伝子改変マウス関連のご依頼をご検討のお客様は、
是非当社のご依頼の流れをご覧ください。